もうすぐ立海公演が始まってしまう…!
今回は5公演中、金曜日以外の4公演に参加しました。

二度目のドリライ、私自身初の横浜アリーナです。
席はアリーナ(横アリでは外周のことをスタンドではなくアリーナと呼ぶのも不思議)ばかりだったので、あまり期待もせずに、想像ではたまアリレベルの空間を想像していたため、席が思いのほか近くて嬉しかった。
横アリ公式にあるAパターンのステージで、メインステージと花道とサブステージで構成されていました。
サブ寄りの席が多かったですが、どの学校も一度はまとめてサブステージに来てくれる構成だったので近さも十分楽しめました。
千秋楽が一番メインから遠くてサブから近い、センターの景色が見られる席だったのですが、ほんとにきれいで、運営の想定している景色ってこれなんだなーとしみじみしてしまった。
やはりテニミュはセンターから浴びたい。

セトリはなんとなく8代目を思い起こされることが多かった。
あえて違うことを意識させて9代目であることを確立させたかったのか?と思うほど。
特に「オールフォーテニス」と「ベストテンション2016」は私が思い入れあるせいもあるけど、すごく去年の夏の空気を思い出した。
汗をかいて劇場に向かい、着席して感じるクーラーの冷えた空気。
オールフォーテニスのイントロを聴くと一瞬で去年の夏を思い出す自分がいたのにビックリですよ…。
そしてベストテンション2016。絶えずベストテンションそれがおれのやり方。
古田のアテ書きかと思ったんだけど、まさかここでにちかちゃんが歌うとは思わなかったんですよね~。
オールフォーテニスは歌うだろうと思ってたし、むしろ8代目好きとしてはすぐに9代目に歌ってほしかったんです。
8代目の曲がテニミュで歌い継がれる曲になったら嬉しいなって心境です。
ベストテンション2016はどうしても古田がチラついちゃって、なんでこの選曲にしたんだろう。
前半でマイベストテンションを歌って、ここでまたこの曲かと。
古田の曲だったベストテンションをにちかちゃんが歌うことによって古田のリョーマがリョーマとしての普遍性になったって解釈が一番納得できるし、綺麗かなあ…。
あ、そういえば楽日マチソワで古田くん一般席で見てたらしいんですけど、そのときに楽しそうにペンラ振ってたみたいだからそれでいいんだなと思ったな。
これもほんとすごいよね…。前座長が花道ドセンでライブ見てるっていう。
ドリライのセトリって奥が深いんだね。

氷帝は圧倒的でした。
直前にあったチムライを超えて、一層チーム力を高めてのドリライ参戦ということでしたが、期待通りでした。
氷帝は原作からキャラも強いし、人気だし、オーラがすごいんですが、ちゃんとキャストもそのオーラをまとってパフォーマンスしているのがわかるんですよね。
こんな言い方しかできませんが氷帝は全員すごい。
全員、自分が氷帝であることを意識するとこうなるんだろうなあという感じ。
また氷帝で跡部様だから彼らは圧倒的だと感じて当たり前で、その圧倒的を当たり前に感じられるパフォーマンスというのは本当にしあわせで安心でした。
センターで一際高いところで見上げる跡部様はもう跡部様だったとしか言えない。
もうぶっちゃけピギャるの最高に楽しかったです。
一番の雌猫タイム「跡部のアリア」からの「俺様の美技にブギウギ」がサブセンターで跡部のソロからの氷帝勢ぞろいでパフォーマンスだったんですが、千秋楽はサブセンターが一番近い席だったので思う存分叫んできました。
跡部様がラケットを向けた方向から波のように歓声が上がっていくのは見ていても楽しいw
ブギウギなんかは腰を振るダンス(チムライとは違って初代のダンスですかね?)とか、はい!ここで歓声ポイントだよ!って正解が示されている親切さを感じる。

氷帝といえば、氷帝100回記念もありました。
ちょうどというか、合わせたんでしょうけどOBコーナーも氷帝のトリシシコンビだったので参加して写真撮影。
写真と言えば不二くんを呼んだんですが、微笑みながら手を振る不二くんに「かわいー!」って声かける氷帝メンによる扱いがテニサーの姫だった。
WEBラジオによると三浦くんもふーまくんお気にみたいだしね(だが、真白ひとすじという名言も残した)
ふーまくんはOBメンも交えた写真を撮り終わって挨拶したあともパシャパシャして、素晴らしい成果を残してくれました。
この角度でこの瞬間の写真を撮ってくれたふーまくんマジ最高。
そして挨拶では三浦くんがはにかみながら染み入った声で「テニミュで人生が変わりました…。テニミュ大好き!氷帝大好き!」

そして魅力大爆発の山吹、六角です。
ひとくくりにするのはまとめちゃったわけじゃなく、甲乙つけがたくドリライでの一体感がすごかったんです。
山吹は二度目のドリライなだけあって安定感があったし、六角は六角らしさを体現した明るい太陽のようなパワーを感じたんですよね。
氷帝なんかは演出も力入ってたし曲も多かったけど、逆に散漫になってしまって、俺たちのブリザードの印象とかめっちゃ薄かったりしたのが残念だったからなあ。
チムライで校歌を披露せずして、ここまでとっておいたあげくに印象薄いのか…。
あとペンラの波。
よくキャストがペンラの光がすごかった的なこと言ってますけど、キャストの正反対から見たペンラの波もすごくて、緑と赤に包まれる山吹と六角の景色はたぶんずっと忘れないと思う。
氷帝や青学はキャラが立ってるぶん、個人でのカラーがあったりして、会場のペンラの色がまとまらなかったりするけど、緑と赤はそれがなかった(か、小さかった)おかげで横アリを染める一体感を感じました。

山吹は100%の心から、もう自然とペンラを振る動きできるし、また亜久津を含めた8人でテニミュができるのが楽しい!って感じがした。
亜久津が一年ぶりだぞ!ってメタネタ入れてたのとか、ドリライらしくていいよね。笑った。
こういう亜久津いじり多くて、それも楽しんでやってて、山吹の楽しいテニスが見えたなあ。
「ラッキーdeチャチャ」では亜久津は参加してない氷帝公演の曲だったけど、檀くんと組んでて一番楽しそうなのは彼だった。
そういえば千秋楽挨拶がなくて、山吹卒業なのにな~って思ったけど、アンコールでの南のコーレス「やあ」(これだけ!?って笑いがおきた、アレ)の締めに「山吹最高ー!」に全力で声出して応えられたから、なんかもうそれがすべてだよなあと感じた。

赤くて眩しい太陽のような六角。
「ナイスピーポーグッドピーポー」のラストのサビ。
メインステージで7人横並びになって歌って踊る姿を囲む赤いペンラの波。
一番遠いところにいたのに、横アリ全体を包んで巻き込むチームの爆発力を一番感じた。
すごくポテンシャルがあったと思うな。
あと六角ってなんかアダルティでドキドキする(笑)
ジャバダバとかお色気ナンバーだよ!
中学生らしさも感じるんだけどなー。
サエさんってだいたいカメラに抜かれると目線送ってるからコワイ…好きになっちゃうでしょ!

あとはちょこちょこ細かいネタなどを。

副部長コーナー。
東方が「着席OK、照明オフOK」と影の薄さを強調してでてきます。
ドリライ2016から引き続き出てくるのは彼なんだよなあ。
後光をさしながら登場するサエさん、無駄に男前パワーすごい…。
そして氷帝は「副部長はいないけど、会計なら俺です❤」と滝さん登場。
このサエさんと滝さんのペアはもうすごく私得でした…。好きすぎる。
好きな野菜はサラマンダーみたいななにか(忘れた/食虫植物)とか言い出した滝さんが大石に「ハマれェ、ハマれェ…つかまえた❤」とかやってたの最高に好き。
でも千秋楽ではこのサエさんと滝さんが大石を伴って退場する流れで「副部長も変わっていくべきなのかもしれないな、野村のところにでも行ってくるか」とか言い出す東方はズルすぎる。
初期校のノスタルジーがここで爆発したよね。
3rdから始まった副部長コーナーをここまで作り上げてきた東方、ひいては辻(※)くんの成果が残ったコーナーだと思います。
次のドリライの参加校はわかんないですけど、せっかくだし副部長コーナー残るといいなあ。

樺地の氷帝コール掛け声からの\\氷帝!氷帝!//コールは楽しかった。
からの「勝つんは氷帝」での勝つんは氷帝負けるの青学コールも本公演では声出せませんからね、思いっきり叫べて楽しかった。
そしてがっくんの「亮は今回のドリライではレギュラー落ちだろ」って亮呼びで幼馴染アピールも忘れずに、ドリライメタネタが入ります。
ここで「俺をレギュラーに」タイム。
青学から乾、山吹から壇くん、六角から首藤も参加。
壇くん以外はレギュラーだろってツッコミを入れたい。
乾はわざわざ芋ジャーで出てくるし、でも「お母さんが洗濯してるんだ」とか言われちゃったらあっそっかあ☆ってなるよね、中学生。
六角トークコーナーでも出てた「みんなちゃんとやってよ!(足ドンッ)」「(ピョン)」のジャンプ芸をここで披露したり可愛かった。
檀くんが「亜久津先輩にあこがれてるです!」ってあのグラビアみたいな亜久津ポーズやるだけでもかわいいのに、
宍戸「マネするだけってどうかと思うぜ」
滝「憧れの人に近づこうと頑張ってる子に対して言う言葉?謝って」
とか、なんだったか忘れたけど檀くんの「滝さん助けて!」からの滝さん抱き寄せとか、あざとい檀くんとそれもわかってて宍戸をからかうネタにしてるかのような滝さんの組み合わせ大好物でしたわ~。

「鏡の中の俺」の跡部様のシャワーシーンは三浦くんが18歳だからあんなすりガラスのシャワーボックスなのか…。
そのあとのガウンでゴンドラ、シャボン玉は初見の人が多い土曜昼はどよめき起きましたよ。
歓声をあげればいいのか、わらえばいいのか。
でも最終的には跡部様だからって納得させられるのが、跡部様のすごいところですよね。
日曜日昼には許斐先生がいらっしゃってたんだけど、ゴンドラが許斐先生側に動いていった(回変わりで上手側と下手側交互に動いてました)のを見て、自分の創造物がこう発展していったことをどういう気持ちで見てたんだろう…って思ってしまった。
ゴンドラといえば不二と手塚のゴンドラも謎演出だった。

亜久津がにちかリョーマと、名前がかぶるだの本名だののやりとりはメタにしてもやりすぎかなー。
そこにいるのはリョーマであって阿久津くんじゃないのよ…。
亜久津の「にちかだかペチカだか知らねえが」は笑ったけども。
栄治さんが亜久津に向かって「ああ、阿久津仁愛ね」「オイ!」も笑ったけれどもさ。

マイベストテンション好き。
曲もかっこいいし、ダンスナンバーになってるからドリライ2011はめちゃかっこよかった。
3rdでのダンス選抜はゆーご、陣くん、さっくん。人選わかるわ~。

手塚の「想いはひとつ」
六角公演よりお歌うまくなったかな!?って。
映像で歴代の手塚の映像が流れてくるのに涙した。
モノクロで財木が映ったときには、ああもう彼は過去のキャストなんだなあと感慨深くなった。

氷帝の「Season」
2ndで氷帝の曲からテニミュの曲になったかと思えば、また氷帝の曲に戻ったんです??
本当に沁みるテニミュらしいいい曲だよね。
ドリライ2011の副音声でも言ってたけど、自分が学生のときにこの曲聞いてみたかった、ってやつすごいわかる。
氷帝は去年の夏から一年駆け抜けてきて、テニミュからはいったんサヨナラ。
SNSなどでもキャストがだんだん寂しくなってってるのも感じたし、いっそう聴き入る。
全国で戻ってくるとは思っているけどね。
手放さないだろうし、もうそこまで見込んでオファーしてるでしょ、って気持ち。
それでもキャストにとっては毎日一緒にいるような仲間との別れを感じる、エモーショナルだなー。
そしてこらえきれず涙をこぼす跡部様…。ビジョンに映る涙の美しさよ。
18歳三浦くんにとっては濃密な出会いと別れだったんだな。
あとさつきは岳人として笑おうとしてるのがわかる笑顔だったから見てるこっちが泣きそうだったよ。

にちかリョーマはまだまだ不安定で安心できる仕上がりとは言えなくて、でもずっと笑顔なんですよね。
後半ほとんど出ずっぱりですごく大変であることは見ててわかるし、千秋楽だと声もカスカスで、でも笑顔を崩さない姿(リョーマじゃなくていいときね)を見ると、このリョーマが見せてくれるものを期待しようと思う。
なんかのインタビューで、テニミュを初めて見たときキラキラしてて楽しそうだった、でも自分がやろうと思うと体力も続かなくて大変という話をしていたんですが、だからこそ自分が大変でも笑顔だけは忘れずに、と思ってるのかもしれないなあ。
笑顔といえば千秋楽の席がわりと菊丸がよく見える席だったんで気づいたんですが、あの子もずーっとニコニコしながら、一生懸命歌ってます踊ってますって感じでめちゃくちゃキュンキュンしてしまった。
せーちゃんはたぶん天然。